「フェンタニル密輸」
日本がその「密輸の中継地」として世界の犯罪ネットワークに組み込まれていたことが明るみに出ました。
特に驚くのは、その拠点が日本の中心部・名古屋市西区に存在していたという事実。
なぜ日本が選ばれたのか?
背後に何があるのか、そして私たちにできる対策について詳しく解説します。
「櫻井よしこのニュース解説より」
フェンタニルとは?なぜここまで危険視されるのか
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フェンタニルは医療用にも使われる合成オピオイドですが、違法に製造されると非常に危険。
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成人でもわずか2mg摂取で致死量に達するため、取扱いは極めて慎重を要します。
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アメリカでは2023年だけで11万人以上がフェンタニルの影響で死亡。
この数字は、1日あたり300人以上が命を落としている計算で、米国内では「薬物によるパンデミック」とまで呼ばれています。
なぜ日本が密輸ルートに?税関検査の甘さが致命的【中国人税関検査】
(この人の顔見るだけでムカムカするのは私だけではないはず・・・)
専門家によれば、日本が密輸ルートとして「理想的な条件」を備えてしまっているとのこと
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税関検査が緩く、X線や麻薬探知犬のチェック率が低い
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外国人の入国・物流ビジネス開業が比較的容易
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フェンタニルがこれまで日本国内での犯罪対象になってこなかった(=警戒されにくい)
特に、今回の事件で使われていたのは「国際郵便」や「宅配便」などの一般流通手段であり、日本の「平和ボケ」的な制度が、結果として犯罪者にとって“天国”になっていた可能性があります。
拠点は名古屋市西区|中国人が運営する「ファースカイ」
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初期は沖縄・那覇にありましたが名古屋へ移転。
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堂々と「5〜7日でアメリカへ配送可能」とネットで宣伝していた。
米DEA(麻薬取締局)は、すでに逮捕された中国人男女の供述から、「日本にいるもう一人のボスの存在」を突き止め、その人物がこの会社の関係者「フェン・ジーシャー」であることを明かしています。
沖縄のメディアももちろん一切報道なんてせず。
そもそも報道機関も政治もが中国に汚染されていますからね。
背後に中国共産党の影?徹底監視国家がなぜ放置?【中国人税関検査】
中国国内は、5億台以上の監視カメラが稼働する完全な監視社会。
一切の犯罪や違法行為を見逃すことは基本的に不可能な体制です。
それでもなおフェンタニルの製造・輸出が黙認されている理由とは?
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実際には国家的な「戦略兵器」として麻薬を利用している可能性がある
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アメリカ社会を崩壊させるための非対称戦争の一環という説も存在
トランプ大統領は、再三にわたり習近平国家主席に「フェンタニルの輸出を止めろ」と警告してきましたが、具体的な進展は見られず、中国側の真意に疑問が残ります。
日本の責任とアメリカの警戒【名古屋拠点】
アメリカはすでに、カナダやメキシコ経由の密輸に対し「報復関税」などの経済措置を実行済み。
今回の件を受けて、日本も“同じ穴のムジナ”と見なされる危険性があるのです。
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自動車、鉄鋼など日本の基幹産業に打撃が来る可能性
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日米関係悪化のリスク
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米国世論の日本離れ
日本が取るべき対策とは?【フェンタニル密輸】【中国人税関検査】
今後、日本が国際的信用を回復し、フェンタニル密輸の“加担国”から脱するためには
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税関検査体制の強化(X線・探知犬・AI監視の導入)
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外国人による企業設立と国際物流の厳格化
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麻薬関連法の見直しと早期摘発
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中国に対する外交的な圧力と監視強化
日本の“無防備さ”が、国際犯罪を呼び寄せた【フェンタニル密輸】
今回の事件は、日本がいかに国際犯罪に対して「甘すぎる」環境を提供してしまっているかを浮き彫りにしました。
名古屋が「フェンタニル密輸の名所」になっていたという事実は、極めてショッキングです。
これを機に、日本政府・国民ともに、安全保障を「軍事」だけでなく“麻薬・犯罪対策”という視点でも強化すべき時に来ているのではないでしょうか。
また、報道したのが日経経済新聞社”だけ”なのも日本の闇は深いと感じます。